ビデオアート
目次
ナム・ジュン・パイク
出典:Bele
Nam June Paik (Exposition of Music – Electronic Television)

出典:wikipedia
A TV Buddha sculpture
Nam June Paik(ナム・ジュン・パイク)
《TV Buddha》(1974)は、仏像がテレビモニターの前に座り、カメラで撮影された自分自身の姿をリアルタイムで見つめ続けるインスタレーションです。
この作品には複数の意味が重なっています。まず、瞑想や悟りを象徴する仏像と、マスメディアを象徴するテレビという、東洋の精神性と西洋のテクノロジーを真正面から向き合わせています。また、自分の映像だけを延々と見続ける仏像の姿は、現代社会の自己陶酔や、監視カメラに常に見られている状況への風刺とも読めます。
ブルース・ナウマン
出典:MattHulseFilmTheatre
Walking in an Exaggerated Manner Around the Perimeter of a Square vs 'Holy Holy' by Wye Oak

出典:Guggenheim New York
Bruce Nauman
Green Light Corridor
1960年代後半から、テレビやビデオ機器を用いた「ビデオアート」がというジャンルが形成されました。ナム・ジュン・パイクは改造テレビや《TV Buddha》などで電子メディアを彫刻やインスタレーションとして扱う道を開き、ブルース・ナウマンはスタジオでの反復的行為や廊下状の構造とビデオを組み合わせ、身体・空間・映像の関係を探りました。映画的な物語性とは異なり、時間、ループ、フィードバック、身体とメディアの関係に焦点を当て、現代アートに映像という新たな表現手段が加わりました。


